インド占星術の無料ホロスコープ作成サイトは、ネット上にたくさんありますが、日本語のものは少なく、ほとんどが英語のものです。(インドのサイトはたくさんあるのでしょうけれど、言葉が分からないので、日本語以外となると必然的に英語になってしまうだけなのですが。)
じっくり鑑定する際は、別のツールを利用していますが、出先等ですぐに見たいときなどは、無料サイトが便利です。そして、英語ではありますが、海外の無料サイトは便利なものが本当に多いです。
そこで今日は、私が日頃たいへんお世話になっているサイトをご紹介します。
無料ホロスコープサイト Onlinejyotish
こちら、かなり詳細なデータが見れます。D1とD9はもちろん、その他の分割図も見れますし、ダシャーから、惑星とハウスの強さ、アスペクトなどなど、本当に至れり尽くせりな内容となっています。ただし英語ですので、使い方含めてご紹介しますね。
※1点だけ注意点があります。こちらは、Mean nodeを使用しているようですので、ホロスコープによっては、True nodeを使用したときからラーフとケートゥの位置がずれます。(ちなみに、私は普段はTrue nodeを使用)。
追記:
日本語のサイトで便利なものを見つけました。
https://jyotish-one.com/input.php
こちらはTrue nodeを使用しているようです。
とはいえ、Onlinejyotishは、情報が多く、英語がある程度理解できる人にはとても便利なのでおススメです。
無料ホロスコープサイト Onlinejyotishの使い方
誕生データの入力
ページの中ほどまでスクロールすると、上のような画面が出てきますので、全ての項目を入力していきます。
①Name
氏名です。こちらは、必須となっていますが本名でなくてもかまいません。適当に入力しましょう。ちなみに例では 「a」としか入力していませんが、これでもOKです。
その横のプルダウンで性別を選択しますが、こちらはあまり関係ありませんのでスルーで大丈夫です。入力するのであれば、女性ならF、男性ならMを選択してください。
②Date (DD/MMM/YYYY format)
生年月日を入力します。
1番左の枠が生まれ日です。数字で入力します。
真ん中の枠が生まれ月です。プルダウンで自分の生まれ月を選択します。例のように1月生まれであれば「Jan」を選択というように。タイプして入力してもOKです。
右端の枠が生まれ年になります。プルダウンから選択するか、数字をタイプして入力します。
③Time (HH:MM format ex: 2pm = 14:00)
生まれ時間を入力します。
左が時間、右が分です。
④Country
国と生まれた国を入力します。
選択肢の中から国を選びます。
日本であれば、Japanを選択します。
⑤Place
生まれた市町村を入力します。
こちらは大変便利になっており、途中まで入力すると候補地がプルダウンで表示されますので、そこから該当する市町村を選択してもよいですし、全てをタイプして入力してもOKです。日本語も入力可能です。
Longitude/ Latitude
経度・緯度を入力します。
ただ、こちらは、上の市町村まで入力すると自動的に入力されるのでほとんどのケースでご自身で入力する必要はないかと思います。
市町村がうまく入力できなかった場合は、直接こちらに経度・緯度を入力してください。
左が経度、右が緯度になります。
経度・緯度を知るには下記のサイトが便利です。
Geocoding: https://www.geocoding.jp/
検索窓に生まれた市町村を入力して検索すれば、地図と共に、経度・緯度が表示されます。
Timezone and Kundali Style
タイムゾーンとチャートの形式の選択です。
タイムゾーンは市町村まで入力すれば自動的に入力されます。
念のため説明しますと、日本なら、左に「Asia/Tokyo」でOKです。
右のチャートの形式は、South Indian(南インド式)とNorth Indian(北インド式)が選択できますので、お好みのほうを選んでください。初期設定ではSouth Indianが選択されています。
以上で入力は終了です。
入力を完了してしばらくすると、入力画面の下に結果が表示されます。
このような画面が表示されるので、上記赤い枠で囲った「Lagna, Navamsha Charts」をクリックしてください。すると、下記のようなホロスコープチャートが表示されます(D1とD9)。
念のため説明しますと、チャートの中のAsがラグナ(アセンダント)、Moが月です。
そして、各枠(ハウス)の中に1から番号が振られていますが、その1が牡羊座で2がおうし座、以降順番にふたご座、かに座と続きます。12がうお座になります。
ですので、上のホロスコープですと、Asと書いてあるハウスがラグナになり、6の番号が振られているので、おとめ座となります。したがって、おとめ座ラグナということになります。
このチャートの場合、月もAsと同じハウスにありますので、月星座もおとめ座ということになります。
その他、「Vimshottari Dasa」となっているのがダシャー、「Grava and Bhava Strength」が、惑星とハウスの強さです。
それ以外にも、英語ですが色々な情報が提供されるので、ご興味ある方はぜひ、ご自分のチャートを出してみてはいかがでしょうか。
「自分で出すのは面倒だ!」「チャートだけ見ても何がなんだか。。」「英語だしなあ」という方は、
金聖堂までお気軽にお問合せください。