先日、吹田市で発生した交番襲撃事件の犯人が逮捕されたと聞いたときは本当にホッとしました。怪我をされた警察官の方も意識を取り戻されたとか。良かったですね。
さて、この逮捕された飯森容疑者、まだ黙秘を続けているようですが、彼には精神疾患があったとのこと(統合失調症のようですね)。障害者2級の手帳も保持しているようですので、症状は重かったのではないでしょうか。
家族が統合失調症を患っている友人から話を聞いたことがありますが、幻聴、幻覚からとんでもない行動に出ることがあるようですね。飯森容疑者も幻覚の症状があったようですし、病気が今回の事件に少なからず影響してそうですね。
統合失調症を患っているある方のチャートを出してみましたが、下記のような特徴がみられました。
・ラグナとケートゥが3度以内の密接なコンジャクト
・月が逆行土星とコンジャクト
・月に火星がアスペクト
・4室に土星からのアスペクト
・ナヴァムシャでもラグナとケートゥがコンジャクト
・ナヴァムシャで月が8室に在住で火星からのアスペクト
・ナヴァムシャで4室支配星が土星とコンジャクト
・D4チャートで月が8室在住で土星、火星からのアスペクト
・D4チャートの4室にラーフが在住
やはり、月と4室の傷つきが見られるのと、この方の場合、ラグナへのケートゥの影響が強いです。
しかし、この方はスピリチュアルな面が強く、そこへの救いを求める傾向もあるのではと思われます。ナヴァムシャの12室では太陽が高揚し、D20チャートの12室にケートゥがありますので、その傾向は強いといえます。
出家僧のホロスコープも月が大きく傷ついているケースがよく見られますが、心が傷ついた結果スピリチュアルに傾くのは自然なことなのかもしれませんね。
いずれにせよ、安定した精神のためには、月はできるかぎり他の惑星の影響がないのが良いですね。
ちなみに私は月がとても強く(高揚&ヴァルゴッタマ)4室在住ですので感受性が強いですが、火星とコンジャクトしているため、怒りのコントロールが非常に重要となります。
月に土星の影響があると、憂鬱感や不安感が出やすくなります。
ラーフやケートゥからの悪い影響があれば、混乱しやすく、情緒不安定な傾向が出ます。
月の配置も重要です。月の8ハウス在住は最も注意が必要です。吉星からの影響があれば大丈夫ですが。
※念のためお断りしておきますが、精神疾患のある人が犯罪を犯しやすいということではございませんので誤解なきようお願いいたします。