木星は、知恵、発展、富などを表す惑星です。
ホロスコープで木星が逆行していると、その人が、前世では生涯を通じて、自己成長できなかったことを意味します。
なので、今世では、運命にとらわれない自由な意志を持ち、もっと行動的になることが課題となります。
また、前世では、宗教的なこと関して問題があった可能性もあります。
そのせいで、今世では、人を導いたり、教えたりすることに苦手意識があるかもしれません。
また、疑い深い性格になる可能性もあります。
木星が逆行していると、いつも倫理感や価値観を求めるようになり、常に、人生の真実や深い意味を知りたいと思う傾向があります。
そして、精神的な充足感を感じづらく、精神的なバランスを保つことに苦労する傾向もあります。
また、逆行する木星がホロスコープにあると、前世では大酒飲みで、偏見を持ちやすい偏った考え方の人間であった可能性もあります。
その傾向は、その人の内面的特徴として今世でも現れます。
木星の逆行を持つ人は、1度失敗したものを復活させる能力に長けています。
同時に、人間関係においてトラブルを招きやすい傾向もあります。なぜなら、逆行木星を持つ人は、現在の関係に満足せず、より良いものを求めるからです。
そして、逆行木星を持つ人は、怠け心や楽観的すぎる性格によって、チャンスを逃しやすい傾向があります。
また、逆行木星が結婚のハウスに関係していると、結婚が遅れる可能性があります。
逆行しているというだけで、致命的に悪い影響があるわけではありませんが、このようなマイナスの側面がその人の性質にプラスされることは事実です。
ちなみに、私は逆行木星をホロスコープに持ちますが、上に書いたこと、ほぼ全て当てはまっています。
逆行木星が7ハウス支配星にアスペクトしているので、結婚も遅れていますし(汗)。もちろん、これだけが原因ではなく、他にも悪い配置があるからなのですが。