ラーフとケートゥといえば、インド占星術ではカルマを示す惑星とされています(他にもカルマを表す惑星はありますが)。
カルマはケートゥが在住するハウスと星座から、そのカルマを克服するためにどのような傾向が出るのかはラーフの配置から看ることができます。
ケートゥの配置とカルマ
ケートゥが1室または牡羊座在住:
自分の能力に対する自信のなさがカルマとなります。
自信を保つためには、あらゆる面で自分は成功者である必要があると考えます。
そのため、友人や同僚、家族、パートナーと極端なまでに親しくしようとします。
ラーフが7室もしくはてんびん座在住なので、友人やパートナーが自分をどう見ているかということに執着します。
ケートゥが2室または牡牛座在住:
所有すること、家族からの愛情が常に不安の種となります。そして、それらを失いたくないという思いから、とても闘争的で極端に疑い深く嫉妬深くなります。これはラーフが8室または蠍座在住となるためです。
ケートゥが3室または双子座在住:
コミュニケーションや情報処理、努力することに対して不安感を持ちやすくなります。
なので、知識をたくさん蓄積しようとしたり、
海外の文化やイデオロギーを取り入れたりします。また、自分の理解力に自信がないため、他人からの助言を強く求めたりします。これは、ラーフが、高度な知識やグル、海外の文化を表す9室または射手座に在住するためです。
ケートゥが4室または蟹座在住:
安全、母親の愛情、生まれた土地、財産、家、無条件の愛といった事にカルマを持ちます。そのため、物事を整理したり組織化したり管理しようとします。独裁的で批判的で、きつい態度を取りがちで、自分の大切なものを失わないために、全てを自分の思い通りにコントロールしようとします。このような傾向は、ラーフが10ハウスまたは、土星が支配する山羊座に在住するためです。
ケートゥが5室または獅子座在住:
自己表現や個性という部分に不安を持ちます。そのため、グループや集団、友人らの中に身を置こうとします。コネクションを使ったり強い人に取り入ることでお金を得ます。一方で、自分を表現することを避けるため、物事の深層を追求する孤独な探求者となる場合もあります。その高い集中力から、ある分野の成功者、発見者となる可能性もあります。
これらは、ラーフが集団や社会的ネットワーク、イノベーションを表す11室または水瓶座にあるためです。
ケートゥが6室または乙女座在住:
健康にカルマがあります。そのため、非常に衛生に気を配り、空気やお水、食べ物など口にするもの全てを気にし、病気にならないかどうか非常に心配します。また、ちょっとした間違いなど些細なことが気になります。その一方で、解脱を得るためにアルコールやドラッグの力を借りる可能性もあります。その他、瞑想や放浪、スピリチュアルに傾倒することもあります。
これらの傾向は、ラーフが12室または魚座に在住するからです。
今回は6室まで紹介しましたが、このような感じで、ハウスと星座の象意から、どのようなカルマがあり、それをどのような態度で克服しようとするのかが分かります。
インド占星術(アガスティア に書かれてた)でラーフケートゥのお参りをした方が良いとされ数日前に南インドのテュリパンプラムthirupampuram寺まで行ってきました!もちろん装飾や御神体はへび!シヴァandパールバティも祀られてました。現地では結婚や家族的な生活、理想の家庭を叶えるために新婚さんや若いお嫁さん、結婚できにくい星に生まれた人が祈りにきてる様でしたよ。ラーフケートゥは結婚と家族的な生活に関係してませんか。
この続きをお願いしたいです❗️