インド占星術で適職を占う

本日は、インド占星術による、適職の看方についてご紹介します。

どの占術においてもそうですが、インド占星術で適職を占うのはとても骨の折れる作業です。

また、占いという大昔に考案された手法を現在にあてはめないとならないので工夫も必要です。
昔と今とでは、仕事の種類も形態も大きく変わっていますので。

 

 

適職をみるにはまず1ハウスと10ハウスに注目

 

10ハウスは仕事を司るハウスです。仕事に関わることについては、まず、このハウスを看ます。
10ハウスは、仕事だけでなく、カルマ、社会的成功への関心などを表します。

1ハウスも重要です。1ハウスから、その人の原動力や生まれ持った知性、本能的行動パターン、人生において達成することなどを見ることができます。

10ハウスと1ハウスに在住する惑星と、これらハウスにアスペクトする惑星等に注目します。

 

 

適職をみるためのキーとなる惑星を探す

 

まず、10ハウスと1ハウスに惑星があれば、その惑星がキーとなります。

そして、4ハウスと7ハウスに惑星があれば、その惑星も重要です。
なぜなら、4ハウスの惑星は10ハウスに、7ハウスの惑星は1ハウスにアスペクトするからです。

1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウス、つまり、ケンドラハウスにある惑星に注目します。

そして、それらの惑星のうち、強い惑星(高揚や定座など)がキーとなる惑星となります。減衰していて弱かったり、コンバストなどにより傷ついていてはキーとはなれません。

 

 

惑星から適職を判断するには?

 

ここからは、複雑で綿密な分析が必要となりますが、1番簡単な方法を紹介しますと、
ケンドラに、生来的吉星(月、水星、金星、木星)が多い場合、人間主義的な仕事、例えば、アートやメディア、営業や教師、コンサルタントなどが向いているとよめます。

逆に生来的凶星(火星、土星、太陽、ラーフ、ケートゥ)が多い場合は、現実主義的または、科学的な職業が向きます。生物学、化学、コンピューター、エンジニア、機械、物理科学などです。

また、惑星をカーストにあてはめても分かりやすいです。

土星と火星はクシャトリア、木星と金星はブラーミン、月と水星はヴァイシャ、土星はシュードラ、ラーフとケートゥはムレチャです。

キーとなる惑星がこれらのどれに分類されるかで、その人の仕事の向き不向きが推測できます。

たとえば、太陽と火星がキーとなる惑星だった場合、どちらもクシャトリアになりますので、その人は、指揮統制型の性質を持っています。したがって、管理職だったり、政府や警察、軍隊など縦社会で能力を発揮しやすくなります。

一方、月と水星がキーとなる惑星だった場合、これらはヴァイシャになりますので、交渉や取引に長け、営業や商売向きです。

 

 

惑星と職業

 

また、それぞれの惑星には、得意分野があります。
下記はその一覧です。ケンドラにある最も強い惑星の得意分野から適職をよみとることができます。

太陽:管理者、リーダー、古典的な職業、会計、建築、エンジニア、法律、医療

月:アート、エンターテインメント、主婦、審美に関わる仕事、サービス業、看護師など人の面倒をみる仕事

火星:セキュリティ、争いに関わる仕事(スポーツや裁判)、建設、解体業、力を要する仕事

水星:斡旋業・ブローカー、事業家、アナリスト、経理、コミュニケーション

木星:カウンセラー、投資家、官僚、教師、書く仕事

金星:アート、装飾、美、文化、贅沢品、高級サービス、ペット、娯楽、繊維、運送

土星:時間、肉体労働、土地、製造、道具・機械、リサイクル、伝統、見えない努力、古い物、廃棄物、古代、石

ラーフ・ケートゥ:薬、科学、燃料、写真、コンピューター、ビデオゲーム、先端技術、発明、映画、オカルト、秘密、貿易、お笑い

 

 

惑星の組み合わせによる適職の看方

 

ケンドラにある惑星のうち、高揚や定座で強い惑星が1つだけならよいのですが、複数個あることは珍しくありません。
そうなると、それだけ選択肢が増えますし、職業の種類もより具体化します。
例えば、単なる会計ではなく、法律に関わる会計だったり、単なる技術者ではなく、義歯の技術者だったりという感じです。

 

下記は、惑星が複数個組み合わさった場合の得意分野です。

 

太陽・火星:管理職、医学

太陽・火星・木星:政治家

太陽・火星・土星:医学

太陽・木星:ヒーリング、宗教、スピリチュアル

月・火星・土星:スポーツ

月・木星:旅行

月、金星:アート、審美、工芸、飲料

月・金星・土星:エンターテインメント

火星・水星:コンピューター

火星・木星:法律

火星・金星:スキャンダル、カリスマ性

火星・土星:建設、肉体労働、警察、軍隊、競争・対立、テクノロジー、科学、機械

火星・土星・水星:エンジニア、スポーツ産業、機械、鉄、電気

火星・土星・ラーフ:科学

水星・木星:コミュニケーション、メディア、俳優、執筆、アドバイザー、カウンセラー、人間的なもの

水星・木星・金星:教育

水星・土星:事業

木星・金星:カウンセラー、舞台役者

木星・土星・ラーフ:オカルト

ラーフ・ケートゥ:異質なもの、幻想、発明、先端技術

 

 

その他の適職判断の要素

 

2ハウスも重要です。2ハウスは、その人の生計手段を表すからです。

また、11ハウスは、成功や利益のハウスですので、こちらも重要です。

 

6ハウスも重要です。6ハウスは労働のハウスであり、人に仕えるハウスです。このハウスが強いと会社勤め向きです。

 

また、星座も重要です。10ハウスやラグナの星座、10ハウス支配星の在住する星座からも適職をみます。

 

 

キーとなる惑星がない場合の適職は?

 

ケンドラにある惑星がどれも弱い場合や、惑星自体が全くない場合もありますが、だからといって決して適職が無いわけではありません。
その場合は、少し看方が異なり、ラグナと月、太陽を分析したり、より複雑な分析をすることで適職を導き出すことができます。

 

適職の例

 

例えば、私ですと、1ハウスには惑星がありません。4ハウスには火星と月とケートゥ、7ハウスに金星、10ハウスにラーフがあります。

この中で1番強い惑星は月になります。そして、月が在住する星座はおうし座です。

そして、10ハウスはさそり座、ラグナはみずがめ座です。

実際はどうかといいますと、長年WEB業界で働き、今もWEBデザイナー、グラフィックデザイナーとして働いています。また、翻訳の仕事や海外に関わる仕事に携わっていました。そして、占星術のお仕事もさせていただいています。

4ハウスには月とケートゥ、火星があり、火星は10ハウスの支配星でもあるので、4ハウスが重要になってきます。4ハウスのおうし座にはアートの意味もあるので、デザインの仕事にも関係します。

7ハウスの金星は強くはないものの、1ハウスにアスペクトしているので、こちらも芸術的な面が強くなります。

10ハウスのラーフは、海外と関連した仕事です。

みずがめ座はITテクノロジーの星座。

そして、さそり座とみずがめ座は占い師に適した星座です。

これは、とてもラフな看方ですが、こんな感じでみていきます。

 

ご自身の適職について知りたい方は金聖堂までお問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。